はじめまして、佐相宏明です。

学生トライアスリート佐相宏明の試行錯誤の記録です。

「なんで味ボヤけんだよ!!」-宮古島遠征記1

今回の宿はマンションタイプのコンドミニアム。普段の遠征ではビジネスホテルに泊まることが多いが、滞在が長期に渡ったり複数の人間が泊まる場合にはキッチン付きのコンドミニアムのほうが好ましいと思う。生活感のないところで何日も過ごしていると調子が狂うし、複数人で泊まることで出費を抑えることもできる。

 

 

宮古島遠征ではLifeblood鍼灸マッサージ院の谷本先生にトレーナーとして帯同してもらい、直前コンディショニングと自炊のいろはを仕込んでいただいた。自称「神の舌をもつ男」、作る飯が本当にうまい。合流して早速向かったドンキホーテから帰って来た我々の両手には食材の山。この山が先生の手にかかれば、チキンのトマトソース煮込み、豚丼、チャンプルーに化けていく。

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毎食栄養たっぷりのご飯をいただくことができました。僕が自炊をすると栄養が偏りがちになるのではと心配してくれたそう。

 

まるでお母さん。

 

普段の食事とは異なるものを食べることになりがちなので、レース前の食事はとても大事、人によってはとても敏感だったりする。個人的には食事内容と同様に食事の時間を気にしていて、就寝時に消化が終わっているようにしたい。胃袋にものが入った状態で寝ると、翌朝起きた時に胃もたれがする感じがある。こういうときは大抵レースの後半で胃腸に不具合が出てしまう。聞いた話によると内臓が回復するのは就寝中だそうで、しっくり来る。

食事は糖質、脂質、タンパク質やビタミンなどのバランスがとれた普通のメニュー、沖縄にルーツがある谷本先生は現地の食材をよく知っているようで色々と教えてもらう、こっちでは「スパム」として売られているものは「ポーク」と呼ばれていた。ジーマミー豆腐はもっちりとしていて本当に美味しい。我々の会話の8割はご飯に関することでした。レース前日に至っては朝飯が終わるや否や昼飯の仕込みが始まるありさま。洗濯機やお風呂は部屋に備え付け、掃除サービスも断ってできる範囲で自分たちでこなす。こういった日常の中ででレースを迎えられるのはとてもいいと思う。

 

現地に入ってからの運動は3種目1回ずつ程度。スイムは前日に水温と目印になるものを確かめにいった。波の向きは日によって変わってしまうこともあるらしいので、あまり気にしない。バイクは動作確認の意味を込めて6km程度、そのうち3km程度は1kmのスプリント、しっかり心拍数を上げる。ランも短い距離を高い強度で少しだけ走り、最大心拍付近まで出るようにする。身体を休めたい一方で、レース中に心拍数高くなっても身体がびっくりしないようにするためのメニューをこなす。身体を動かし終わった直後PowerBarプロテインプラスでタンパク質と糖質を補給、回復を促す。

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(バイクに落書きされそうになったのは初めて)

 

 

レースの前々日と当日の朝には、谷本先生に治療を施してもらう。外れていた足首をはめなおし、肩の可動域も広げてもらう。肩関節は、周囲の筋肉が絶妙なバランスで組み合わさることで自由自在な動きを実現しているらしく、偏りを是正してもらうとヌルヌル動くようになる。まるで注油したよう。施術してもらうと足の親指-拇指球のラインがしっかり地面を踏みしめられるようになる。足首の動きを補助するためにKTテープも巻いてもらい、同じホテルに泊まっていた選手と合計4人でレンタカーで会場入り、長い1日が遂に始まりました。

 

(続く)