はじめまして、佐相宏明です。

学生トライアスリート佐相宏明の試行錯誤の記録です。

「おれら、おじさんだね・・・」ー2017年夏合宿

毎年恒例のチーム夏合宿、気づけば同期が自分を除いて3人、完全におじさんポジションである。ある界隈では「さそうおじさん」と陰ながら呼ばれているらしいがこのままだと来年あたりチームでもこの呼び名が広がってしまう恐れがある。

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今年のメニューはほとんどがトライアスロンであった。距離とコース、ドラフティングの可否のバリエーションがあるものの、基本的にはスイムバイクランのセットでのメニューだった。

自分よりスイムが速い選手がチームに5人いるのだが、一番速い選手とは100m10秒以上の差がついてしまう。ここまでの差があると一口に「トライアスロン」と言っても全く別のスポーツになってしまう。このスポーツはサバイバルゲームで、スイムを先頭集団で上がり、バイクで脱落しなかった者が、ランで勝者を決める。スイムで100mあたり10秒も差があると、陸に上がる頃には蚊帳の外に追いやられてしまう。

とは言っても前を追うことになるのは競泳外出身者の宿命のようなものなので、Max800W+HR186/191なんていう超高強度なバイクパートになる。

https://connect.garmin.com/modern/activity/1919626646

こうやって必死なときこそ動きの精度が出ると思っている。ペダリングダイナミクスでパワーゾーンを見てみると、上死点直後から力が入りだし、下死点以降で力が抜けているととがわかる。もっと早く力を抜かないといけないんだな。ピークのかかり方はいいと思う。ローラーで改善するのが模範解答なんだろうが、実走と感覚がかなり違うように感じるのでペダリングの修正は難しい作業だ。

 

最初のセットのランは1.2km。前が見えているから全力で追うのだけど、1ヶ月以上ぶりの高強度に身体がびっくりしてしまったようで、脚が攣ってしまった。ゴールした後は鈍い頭痛が走る。どうやら酸欠のようだ。

 

 

この合宿に参加するにあたって心配だったことは、高強度の練習に身体が対応できず、メニューがこなせない可能性があることだった。7月半ばのレースの疲れを引きずってしまい、合宿の2日前の時点では25km5分程度のペースで走るのがやっとだった。それも直前の3日間を完全休養に充ててのことだった。

 

しかし結果的には杞憂に終わった。最初の一本の直後は頭痛が出たけど、本数を重ねるに連れて身体が動きやすくなっていくような感じがあった。まるで身体が「順応」しているかのようで面白い現象だった。

 

1日目と3日目の同じコース・距離のランを比較すると、上下動が小さくなって、接地時間が短くなり、より高い心拍数を維持できるようになっている。ストライドが大幅に短くなっているが、これは外れ値に引っ張られてものであろう。ケイデンス1分あたり180歩を超えていて、非常にテンポよく脚が前に出ているようだ。ランの時に何を意識して走ればいいのか、未だによくわからないが、メトロノーム機能でこのテンポを再現してみよう。

 

https://connect.garmin.com/modern/activity/1919625073

https://connect.garmin.com/modern/activity/1926835499

 

2日目の午後のみ座学・室内トレーニングを行った。Lifeblood鍼灸マッサージ院の谷本卓也先生、宮城康司先生、中央医療健康大学校の仲川浩史先生にスタッフとして帯同していただき、補給やトレーニングに関するレクチャーと、実際に筋力トレーニングを行っていただいた。雨の中合宿所の一室で40名以上の集団が奇声を上げる光景はまさに異様の一言だった。先生方が作成した資料の中にはエース栗原さんのメッセージも含まれていたのだが、1年生を中心に半数近くの選手は初見だったことをここに記しておこう。またトレーニング後には選手の身体のケアを行っていただき、1日に延べ20名以上を診ていただいた。中にはバイクで落車する選手も出る中、専門知識を持った先生方に帯同していただくと安心の一言である。

 

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きつかった3日間が終わると最終日を前にバーベキュー、焼きマシュマロが美味しかったとさ。あと飯の盛り方には注意します。

 

例年にもまして今年の夏合宿は激しかった。昨年は3日目あたりで力尽きてしまっていたけど、今年は最後までメニューをこなすことができた。一方でシーズン中の疲労の蓄積からか身体が動いていない選手もいて、今年身体がちゃんと動いているといっても競技力辞退が向上しているとは判断できないとも思う。チームのメンバーはインカレ、自分はアイアンマンハワイという大きいレースを控えての合宿だったので、ありきたりではあるが怪我や事故がなくて本当によかった。

 

 

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